ミミィちゃんWiki

リセットさん「んじゃ、行きまっせ！・・・えっーと・・・反応悪いな・・・これ、ボタン小さすぎやろ・・・」
リセットさん「レンジャー！」
ミッチェル「うわああ〜〜っ！！！！」
（どこかの地面に衝突する音）
ミッチェル「痛ててっ…。はっ！ここは…。」
彼がたどり着いた場所は見覚えのある集会所だった。
ミッチェル「やった！やったぞ！戻ってこれた！！」
ジャック「やぁ！これはこれはミッチェルくんじゃないですか！」
ミッチェル「ジャ…ジャックくん！」
ジャック「おーいっ！気取り屋の人気者のお戻りだぞ〜！」
ブーケ、リリアン、ちゃちゃまるが集まってきた。
ブーケ「あーら！なんで戻ってきたの？」
リリアン「ずっと、孤島に暮らせば良かったのに！」
ちゃちゃまる「ここにお前の居場所なんかないぞ！ふんふん」
ミッチェル「うっ・・・」
3匹はまだミッチェルのことを恨んでいるのだ。
ミッチェル「僕は…僕は君たちの事を貶してなんかないよっ！」
ブーケ「まだ言ってる！」
リリアン「何も反省してないのね！」
ミッチェル「本当だって！」
ちゃちゃまる「じゃあ、証拠はあるのかー！ふんふん」
ミッチェル「証拠…。」
？「証拠ならあるぞ！どもども」
ミッチェル「えっ？」
？「オイラ、3人の悪口が書かれたメモを拾ったんだぞー！」
ジャック「あっ！それは…！返してくれよハムカツくん！」
ブーケ「えっ…メモ？」
リリアン「どう言う事よ？」
ちゃちゃまる「ジャック、なんでメモなんかしてたんだー？」
ジャック「そ、それは…。ふんっ！だからと言って、僕が書いたと言う証拠にはならんぞ！しずえさんに筆跡鑑定してもらおうじゃないか！」
4人は集合所の建物に向かい、しずえさんに筆跡鑑定を依頼することにした。
しずえさん「えっと…ジャックさんの書類…書類…！あれ〜どこに行ったのかしら…。」
たぬきち「しずえさんったら！ちゃんと整理しないから必要な時にすぐに出てこないんだも！」
ガチャッ・・・
ジャック「お邪魔します。キリッ」
しずえさん「あらジャックさん、ちょうど良かった！今、あなたに関する書類を探してたところなんです！」
ブーケ「聞いてよ！しずえさん！ジャックくんがね、私たちの悪口をメモに書いたんですって！」
リリアン「それでね。私たち、あなたに筆跡鑑定をしてもらいたいの！」
しずえさん「筆跡鑑定…ですか？」
ジャック「ええっ、このメモの字が、私がここへ引っ越してた時に書いた書類の筆跡と同一かどうか比較して欲しいのです！」
しずえさん「あぁ、そう言う事ですね。分かりました。あっ！あった！見つかりました！」
ミッチェル「しずえさん！どうか僕の疑いを晴らして下さい！！」
しずえさん「では、ジャックさん…ここに…あっ！」
しずえさんはうっかりコーヒーを書類に零してしまった。
たぬきち「あっーあ！もう、しずえさんったら！こう言うことがあるといけないから、カウンターでコーヒーは飲んじゃいけないんだも！」
しずえさん「すみません…。」
ジャック「こんなに濡れては残念ながら筆跡鑑定はできないなっ！」
ハムカツ「そういえばオイラ、正月にジャックくんに年賀状を貰っていたんだぞ！どもども」
ジャック「ナニィ！」
ミッチェル「じゃあ！ハムカツくんの年賀状なら筆跡鑑定できる！」
ハムカツ「じゃあ早速、オイラの家に来るんだ！どもども」

〜〜ハムカツの家〜〜
ハムカツ「あったぞ！そのメモ貸してみろ。どもども」
ジャックはメモをハムカツに渡した。
ハムカツ「どれどれ・・・。」
ミッチェル「どう？疑いは晴れそうかな？」
ハムカツ「オイラ、最近、目の筋力も鍛えてるから、どんなに小さい字でも見えるんだな！」
ハムカツが年賀状とメモの字体を比較する。
ハムカツ「一致したぞ！」
ジャック「なんだとっ！！」
ハムカツ「送り主の「ジャック」の「ジ」と「脳筋ジンギスカン」の「ジ」の形がほぼ同じだ！どもども」
ミッチェル「やったぁ！ブーケちゃん！リリアンさん！ちゃちゃまるくん！これで僕が君たちを貶してなんかないって証明されたでしょ！」
ブーケ「ホントね…。」
リリアン「あの…ミッチェルくん…」
ちゃちゃまる「疑って…」
3人「ごめんなさいっ！！！」
ミッチェル「良いよ。過ぎたことだし、許してあげるよ。」
ブーケ「ありがとうミッチェルくん！」
リリアン「また、よろしくねミッチェルくん！」
ちゃちゃまる「一緒に筋肉鍛えようなー！ふんふん！」
ハムカツ「何があったか知らないけど、ミッチェルの疑いが晴れて良かったな！どもども」
ミッチェル「ハムカツくんもありがとう！君は僕の救世主だよ。」
ハムカツ「救世主だなんて・・・照れるぞぉ〜！どもども」
ジャック「くっ・・・。」
ブーケ「ジャックくん？後でリセット監視センター跡の地下に来て…。」

つづく