当Wikiは「どうぶつの森」をはじめ、当方が好きなものについて気まぐれに綴ってゆくWikiです。

あらすじ・違う場所で3回もミッチェルを見たと言うレム。
・しかし、その日ミッチェルは風邪をひいて、家で寝ていた。

ある平日の午後、レムは学校からの家路を辿っていた。
レム「ミッチェルくん、大丈夫かなぁ・・・ふわぁ」
ミッチェルは風邪をひいて、学校を休んでいたのだった.
途中、レムはしおかぜ公園の前を通った。
その時、レムの目にある光景が映った。
レム「あ、あれ・・・ミッチェルくん・・・!?」
なんと、ミッチェルが公園の中にいたのだ。
レム「どうして?風邪で休んでたはずなのに・・・」
さらに、信じられないことが起こった。
ミッチェルが砂場で遊んでいる子どもたちのそばへ行き、彼らが作った砂の城を崩しだしたのだった。
レム「えっ・・・!!?」
子どもたちは泣きだし、ミッチェルは笑いながら公園を去っていった。
レム「ミッチェルくん・・・どうして・・・!?」

家に着くと、レムは商店街へ買い物に出かけた。
レム「ミッチェルくん・・・」
レムは先ほどの出来事が忘れられなかった。
その時、路地裏から怒鳴り声が聞こえてきた。
レム「・・・!?」
レムは建物の陰からおずおずと覗いた。
レム「ええっ・・・!?」
なんと、ミッチェルが数人の不良に絡まれていたのだった。
不良たちはみな大柄で怖そうな連中ばかりだった。
不良クマ「てめぇ、ケンカ売ってんのか!!ウム」
不良サイ「ガキだからって容赦しねぇぞ!!でヤンキ」
不良ワシ「たたき潰してやる!!ッキーッ」
不良たちは一斉にミッチェルへ飛びかかってきた。
レム「ヒィッ・・・!!」
その瞬間、レムはまた驚きの光景を目にした。

ミッチェルは彼らの猛攻をくぐり抜け、不良たちの顔面に1発ずつ蹴りを入れた。
不良たち「クッ・・・こっ、このヤロォォォーッ!!!」
不良たちは怒り狂い、ミッチェルに殴りかかってきた。
ミッチェルはなおもかわし、不良たちの腹を殴りつけた。
不良たち「グゲェェッ・・・!!」
ミッチェルは怯んだ不良たちを散々に殴りつけた。
なんと、ミッチェルが不良を全員、打ちのめし倒したのだ。
レム「ええっ!ミッチェルくんってあんなに強かったんだ・・・!」
その時、視線を感じたのか、ミッチェルが振り向いた。
レムはすぐ影に隠れた。
レム「でもおかしいよ、ミッチェルくんはケンカなんて大嫌いって言ってたし、弱い者イジメもしない・・・」

レムはスーパーマーケットへやって来た。
レム「えーっと、ほうれん草と、コンソメと、バターと・・・」
その時、レムはお菓子売り場にミッチェルがいることに気づいた。
しかし、先だっての出来事が頭をよぎり、声をかけられなかった。
すると、またもや信じられない光景が彼の目に映った。
ミッチェルはチョコレートを掴むと、上着のポケットへ突っ込んだのだった。
レム「・・・!!?」
ミッチェルは金も払わず、店を出ていってしまった。
レム「ミッチェルくん・・・ど、どうしよう・・・!!」
帰る途中、レムは今日見た出来事がすべて嘘であってほしいと思った。

翌朝・・・
レム「おはよう・・・」
ペーター「レムくん、おはよう!」
ビンタ「おはよ〜。だのら」
レム「ミッチェルくんは・・・?」
ペーター「まだ来てないよ。ひょっとしたら今日も休みかも。」
レム「そっか・・・」
ビンタ「どうかしたの?」
レム「実は・・・」
その時、ジャックが教室へ入ってきた。
ジャック「み、みんな、聞いてくれ!!」
ペーター「どうしたのジャックくん?そんなに慌てて・・・」
ジャック「信じられないものを見てしまったんだ・・・」
レム「えっ・・・?」
ジャック「昨日、塾から帰る途中、ミッチェルくんがリセットさんの家の窓めがけて石を投げつけていたんだ!!」
一同「ええっ!!?」
ジャック「窓は粉々に割れて、リセットさんが『くらぁーーーっ!!!』って怒って出てきた途端、走って行ってしまったんだ・・・」
ペーター「そ、そんな・・・」
ビンタ「き、きっと別人だよ!!」
レム「・・・実は、昨日ボクもミッチェルくんに会ったんだ。だけど・・・」
レムはすべてを打ち明けた。
一同はショックのあまり、しばらく口が利けなかった。
ビンタ「・・・もしかしたらミッチェルくん、なにか悩みがあるのかも・・・」
ビンタがようやく口を開いた。
ビンタ「それでどうしたらいいか判らなくて、ムシャクシャして・・・」
ペーター「で、でもミッチェルくん、いつもボクたちに優しいし、悩みがあるようになんて・・・」
ジャック「・・・そうだ、今日の帰り、みんなでミッチェルくんの家へお見舞いに行こう!」

〜ミッチェルの家〜
ミッチェル「いやぁ・・・みんな・・・。」
ジャック「具合はどうだい?」
ペーター「少しは良くなってる?」
ミッチェル「うん、熱も下がったし、さっき『おくすり』飲んだから・・・」
ビンタ「なら、良かった。だのら」
レム「・・・・。」
ミッチェル「んっ?レムくん、なんか元気ないね。どうかしたの?」
レム「えっ!いや・・・なんでもないよ!」
ジャック「・・・なぁミッチェルくん、変なこと訊くようで悪いんだけど・・・」
ミッチェル「えっ、なあに?」
ジャック「・・・昨日はずっと家にいたのかい?」
ミッチェル「い、いたけど・・・なんで、そんなことを聞くの?」
ジャック「レムくん、話しても良いかい?」
レム「う、うん・・・」
ジャック「実は・・・」

ミッチェル「そ、そんな・・・!!」
レム「信じられないと思うけど・・・見たのは確かなんだ!」
ジャック「分かった!これって、まさか・・・!」
ミッチェル「な、何・・・!?」
ジャック「『ドッペルゲンガー』じゃないのか・・・!?ほら、世の中には3人、自分と同じ顔のヒトが存在するって聞いたことあるだろ?」
ペーター「じゃあ、そのうちの1人が悪さをしてたってこと・・・?」
ジャック「そう言うことだな・・・。」
ミッチェル「どうしよう、それじゃ、ボクが悪いことしてるって勘違いされちゃう・・・!!」
ジャック「キミがそんな悪いことするような子じゃないってのは僕らが、よく知ってるから大丈夫だ。」
ミッチェル「ジャックくん・・・」
レム「・・・そうだ、今度見つけたら、こっそり後をつけてみよう!」
ペーター「そうだね!ミッチェルくんのフリして悪さするなんて、許せないもんね!」
???「ごめんくださーい!!」
ジャック「おや?誰か来たようだ?」
レム「僕が出るよ。」
レムがドアを開けると、そこにいたのは、リセットさんだった。
レム「ヒィッ!!」
リセットさん「なんやレムくんか、ミッチェルくんはおらんのか?」
レム「み、ミッチェルくんは風邪で寝てます・・・」
リセットさん「寝てる?なんや、話があったのに・・・」
レム「ボクで良ければ聞きますが・・・」
リセットさん「ウチの窓ガラスを割ったの、近くにいた人の証言やとミッチェルくんらしいんやけど・・・」
レム「そ、そんなはずありません!ミッチェルくんはずっーと、家で寝てました!ねっ?ミッチェルくん?」
そこで、レムに考えが浮かんだ。
レム「すみません、しばらくお待ちください!」
レムはジャックを連れてきた。
ジャック「話は聞きましたよ。ボクも目撃者です。」
リセットさん「なに、キミも見ていたのか!?」
ジャック「はい、しかし、ミッチェルくんはそんな他人様の家の窓ガラスを割るような子ではありません!」
リセットさん「確かにそうやもんな〜。ワイもミッチェルくんのことはよく分かっておる!」
だが、リセットさんは続けて言った。
リセットさん「・・・やけど、目撃者がおるからなぁ・・・」
ジャック「アレは確か、夕べの6時半ごろでしたよね?」
リセットさん「あ、ああ・・・」
ジャック「その頃、ミッチェルくんが何をしていたか訊いてきます。」
ジャックはミッチェルの部屋へ向かった。
ジャック「・・・お待たせしました。訊いてきましたよ。」
リセットさん「なんと答えたんや?」
ジャック「退屈だったから部屋で、とたけけさんの曲『うたたねのゆめ』を聴いてた。と・・・。」
リセットさん「なるほどな・・・。」
ジャック「確かに、その時間、ミッチェルくんの家から音楽が聞こえてるんですよ。」
リセットさん「まぁ、日も暮れてたし、目撃者が見間違えた可能性もあるからなぁ・・・悪かったな、もう一度辺りを調べてみるわ!!」
リセットさんは帰っていった。
ジャック「僕らも調べてみるとするか。」
レム「そうだね、でももう遅いから、明日みんなで調べよう。」
ジャック「それじゃあミッチェルくん、邪魔したね。」
ミッチェル「ううん、来てくれてありがとう!くりりん」
一同は各自、家へと帰った。

ジャック「早くミッチェルくんの無実を晴らさなければ・・・」
その時、何かが割れる音が聞こえた。
すると、近くの家から誰かが飛び出してきた。
それはミッチェルそっくりな人物だった。
ジャック「あれは・・・間違いない!!」
ジャックは偽ミッチェルの後を追いかけた。
ジャック「逃がすものか・・・!!」
偽ミッチェルは町はずれの廃工場へ入っていった。
ジャック「待てえっ!!」

その時、ジャックは目を疑った。
巨大な装置が大量のアンドロイドを製造していたのだ。
それらはみな、ミッチェルそっくりだった。
ジャック「こ、これはいったい・・・!?」
突然、ジャックは頭部に激痛が走ったのに気がつき、その場に倒れた。
ジャック「うっ・・・ううっ・・・。あ、あれ?僕、確か・・・ミッチェルくんのニセモノを追ってここへ・・・。」
ジャックは手足を鎖で繋がられていた。
その時、誰かの声が聞こえた。
???「よくここがわかったわねぇ・・・」
ジャック「誰だ!!」
すると、装置の陰から水色の服とベージュのスカートをまとった中年女性が現れた。
ジャック「あ、あなたはあの時の・・・!!」
???「その顔はご存知のようね。私はジュリアンナよ。」
ジャック「あなたが、ミッチェルくんに成りすましていたんですね!?」
ジュリアンナ「それがなにか?」
ジャック「あなたはあの時、火山の噴火口へ落ちて亡くなったはずでは・・・」
ジュリアンナ「勘違いされちゃ困るわ。あの時はただ、『消滅』しただけ。再び雲の世界へ帰っていったのよ。」
ジャック「なぜ、ミッチェルくんに成りすます必要が・・・?」

ジュリアンナ「フフッ、よく訊いてくれたわね。覚えてる?貴方たちは私の計画に協力するフリして、私を裏切ってくれたわよねぇ?」
ジャック「ま、まさか・・・!」
ジュリアンナ「そうよ。貴方たちに濡れ衣を着せ、さらに下界の住民に復讐する・・・まさに『一石二鳥』ってワケ。」
ジャック「そんなの許されることじゃない!そんなこと今すぐにやめるんだ!!」
ジュリアンナ「嫌よ!ちゃーんと復讐をしないと、私の気が済まないわっ!」
ジャック「な、なにをする気だ!?」
ジュリアンナ「ここを燃やすのよ。証拠隠滅するためにね。あなたも一緒にサヨナラしてあげるわ♪」
ジャック「や、やめろ!!やめろぉぉーっ!!」
その時、1体の偽ミッチェルがジャックへ迫ってきた。
偽ミッチェルはジャックの服をムリヤリ脱がせ始めた。
ジャック「な、何するんだ!!」
ジュリアンナ「ウフフ、この子ったら、貴方のことが気に入ったみたいよ♥」
ジャック「気に入ったって・・・まさか!!」
ジュリアンナ「まっ、ここを燃やすのはいつでもできるから、ちょっとばかり楽しませてもらうわ!」
ジャック「くっ、離せ!離せっ!!」
だが、抵抗も虚しく、ジャックは丸裸にされてしまった。
ジャック「い、いや・・・!!」
ジュリアンナ「オーホッホッホッ!情けない粗チンだこと!!」
偽ミッチェルはジャックの脚をおもいっきり広げ、恥部を丸出しにさせた。
すると、偽ミッチェルの股間から金属製のパイプがそそり立ってきた。
ジャック「や、やめてくれ・・・イヤだぁっ!!」
金属製のパイプはジャックのアヌスへ挿し込まれた。
ジャック「ぎゃああああっ!!!」
ジュリアンナ「さあ、タップリ可愛がっておやり!!」
偽ミッチェルは腰を前後に揺らし始めた。
ジャック「んっ、誰が・・・こんなヤツの、ち○ち○で・・・あんっ!!・・・イッ、イクものかっ・・・あっ、あんんっ!!」
ジュリアンナ「気持ちよ〜くイカせてあげるわ!」
ジュリアンナはリモコンで金属製のパイプを振動させた。
ジャック「あ"あ"ぁ"ぁ"ーーっ!!」
ジャックのアヌスから脳天にかけて激しい電撃が走った。
ジャック「ダ、ダメェッ!!や、やめっ・・・イッ、イクゥゥゥーッ!!!」
ビュルルッ…、ピュッ!!ドピュッ…、ピュッ…!!ビューーーーッ!!ドピュッ!ビュルルッ、ビュルッ!!ビュルルッ…、ピュッ!!ビューーーーッ!!ドピュッ!ビュルルッ、ビュルッ!!
ジュリアンナ「あらあら・・こんなに撒き散らして・・・!」
ジャック「はぁ、はぁ・・・あっ、あんんっ・・・//////////
その時、他の偽ミッチェルたちもジャックのそばへ集まってきた。
ジャック「ヒッ・・・な、何・・・!?」
ジュリアンナ「あらら、この子たちも貴方とスキンシップをとりたがってるみたいよ!」
ジャック「や、やめて・・・!!イヤだ、イヤだぁぁぁっ!!」
偽ミッチェルがジャックのアヌスにイチモツを突き挿そうとした・・・その時だった。

???「そこまでだ、ジュリアンナ!!」
鋭い声が聞こえてきた。
ジュリアンナ「だ、誰だ!?」
そこにいたのはミッチェルたちだった。
ジュリアンナ「ど、どうしてここに・・・!?」
ジャック「フッ、気づくのが遅かったみたいですね。あの時、ボクは偽ミッチェルくんの身体に小型発信機をとり付けておいたんですよ。」
ジュリアンナ「何ぃっ!?」
ミッチェル「そうさ、それでボクの偽者がどこにいるか、すぐに判ったんだよ。」
ジュリアンナ「クソッ、小癪な・・・!!こうなったら、みんなまとめて消してやるわ!!」
ジュリアンナは巨大装置の爆破スイッチを押した。
装置から火花が飛び散り、巨大な火柱が上がった。
一同「!!!」
ジュリアンナ「オーホッホッホ、これで終わりよ!じゃあね〜♥」
ジュリアンナはどこかへ逃げ去ってしまった。
ビンタ「マズい、早く逃げないと・・・!」
ミッチェル「でも、ジャックくんが・・・!!」
ジャックの四肢は鎖で繋がれたままだった。
ミッチェルたちは鎖をおもいっきり引っ張ったが、外れる気配は微塵も無かった。
炎はどんどん大きくなり、ついに天井にまで届いた。
ジャック「・・・このままではキミたちも危ない、早く逃げるんだ!!」
ミッチェル「イヤだ!絶対助けるんだ!!」
ジャック「ミッチェルくん・・・」
ミッチェル「ボクのこと、『そんな悪いことするような子じゃない』って信じてくれた・・・そんなジャックくんを見捨てるなんてイヤだ・・・!!」
その時だった。
ペーター「みんな、これを使おう!」
ペーターが鉄パイプを持ってきた。
レム「そうか、てこの原理を使えば・・・!!」
一同は急いで鉄パイプをくさびの穴に通し、もう一方におもいっきり力を加えた。
くさびが外れ、ジャックは解放された。

一同は燃えさかる工場から飛び出した。
工場が崩れ落ちたのは、その直後だった。

ミッチェル「危なかったね・・・。」
ジャック「・・・みんな、ありがとう。」

その後、消防隊により炎は消し止められた。
住民たちの証言によりジュリアンナは逮捕され、焼け跡から見つかったアンドロイドの残骸によりミッチェルの潔白は証明された。
ミッチェル「僕のそっくりさんは・・・アンドロイドだったんだね。」
ジャック「ジュリアンナめ、まだ生きていたとは・・・」
ミッチェル「ジュリアンナって、僕が魔法を使えるようになった時はジャックくんの塾を放火したんだよね・・・。」
ジャック「あの事件もあのジュリアンナの仕業だったのか・・・。」
ミッチェル「あのジュリアンナは化け物に変身して、僕の精液で倒された後、蒸発して消えたはず・・・。」
ジャック「あいつは何度も蘇る厄介者だと言うことだな・・・。」
ミッチェル「今度は逮捕されたから、簡単には出てこられないと思うよ。」
ジャック「そうか?だって、この前のピースくんの脱走事件だってあるしなぁ・・・。」

ジュリアンナは世界一脱獄が困難な刑務所へと入れられた。

ジュリアンナ「まだ、あたしの復讐は終わってないわよ・・・。あの方法で世界を征服してやるんだから!」

続く・・・

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