当Wikiは「どうぶつの森」をはじめ、当方が好きなものについて気まぐれに綴ってゆくWikiです。

あらすじ銀行で強盗事件が発生した。犯人は豚で、警察を欺くため、体の色をピンクに染めた。
・これが原因でハムカツが強盗事件の犯人にされ、逮捕され罪人が収監されているという島に送られてしまう。果たしてミッチェルたちはハムカツの無実を証明できるのか・・・。

ある日曜日の昼下がり、銀行のサイレンが平穏を裂くようにけたたましく響きだした。
間もなく、ピンク色のオスのブタが大きなズタ袋を抱え、銀行から飛び出てきた。
彼は車へ乗り込むと、猛スピードで逃げ去った。
???「ヘッヘッヘ、うまくいったぜ!!」
その後ろをパトカーが追いかけてきた。
ケンタ「待てーっ!逃がさないぞ!!だコケ」
???「フンッ、捕まってたまるか!」
ブタ男は車の窓から発砲した。
弾がパトカーの前輪にあたり、パンクした。
ケンタ「し、しまった!!」
???「ざまぁ見ろ!!」
ブタ男の車はあっという間に見えなくなってしまった。
ケンタ「くっ、オイラとしたことが・・・!!」
ケンタは警察署へ戻ると、島の住民リストに目を通した。
ケンタ「オスのブタで、体の色はピンク・・・間違いない、コイツだ!!」
確信したケンタはある場所へ向かった。

その頃、ミッチェルはハムカツの家で「とたけけ曲全集」のDVDを鑑賞していた。

ミッチェル「ん〜、やっぱり『けけラヴァーズ』はサイコーだよ!!くりりん」
ハムカツ「オイラはなんといっても『けけレゲエ』だな!どもども」
その時、玄関のチャイムが鳴った。
ハムカツ「ハーイ、いま行くぞ〜。」
ハムカツは扉を開けた。
ケンタ「警察だ、お前を強盗容疑で逮捕する!!」
ハムカツ「な、なんだって!!?」
ハムカツは耳を疑った。
ハムカツ「オ、オイラ、強盗なんてしてないぞ!!」
ケンタ「ウソをつけ!先ほど、商店街の『どうぶつ銀行 あつ森支店』を襲撃し、現金1000万ベルを盗み出しただろ!!」
ハムカツ「何のことだ、オイラ、今日はずっと家にいたぞ!?」
ケンタ「話なら署で聞く!パトカーに乗るんだ!」
ハムカツ「や、やめてくれぇー!!!」
ミッチェル「ハムカツくん!!」
ハムカツはパトカーに乗せられ、あつ森警察署へと連行された。

ミッチェル「どうしよう・・・みんなにも知らせなくちゃ!!」
ミッチェルはハムカツの家を飛び出し、ジャックの家へ駆け込んだ。
ジャック「なんだって!ハムカツくんがっ・・・!?」
ミッチェル「お願い、力を貸して!!」
ジャック「もちろん協力するよ!キリッ」
ミッチェル「ありがとう!レムくんたちにも知らせないと!!」

〜しおかぜ公園〜
レムとペーターとビンタは公園でサッカーをしていた。
ミッチェル「みんなー、大変だよー!!」
レム「どうしたのミッチェルくん?ふわぁ」
ジャック「ハムカツくんが、銀行強盗の疑いで逮捕されたんだ!」
3人「えっー!!ハムカツくんが銀行強盗だって!?」
レム「何かの間違いだよ・・・。」
ペーター「それでハムカツくんは?」
ミッチェル「警察署に連行されたよ・・・。」
ビンタ「そんな・・・。」
ジャック「今からみんなで警察署に行って、抗議するんだ!!」

〜あつ森警察署〜
受付「こんにちは。ボクたち、どうしたのかな?」
ミッチェル「お願いです!ハムカツくんを釈放してください!」
レム「ハムカツくんは銀行強盗なんかしてませんっ!!」
ジャック「これは明らかに誤認逮捕なのでは?キリッ」
受付「今、おまわりさん達が取り調べをしてるから、お家に帰ってもらえるかな?」
レム「ねぇねぇ、カツ丼は出るんですか?ふわぁ」
受付「えっ・・・?」
ジャック「なに言ってるんだ!ハムカツくんがカツ丼食べたら共食いになるぞ!」
受付「と、とにかく、子供はお家に帰る時間だから早く帰りなさい!おじさんも忙しいんだよ!」

ミッチェル「追い返されちゃったよ・・・。」
ジャック「全く・・・!」

その時、近くの電器店のテレビでニュースが流れ始めた。
ニュース「今日午後1時ごろ『どうぶつ銀行 あつ森支店』にて、銀行員を銃で脅迫し、現金1000万ベルを盗んだとして、ハムカツ容疑者が逮捕されました。ハムカツ容疑者は調べに対し、『オイラはやってないぞー!!どもども』などと供述し、容疑を否認しています。警察はハムカツ容疑者を『ジュリアンナ島』の刑務所に収監する方針で捜査を進めています。」

ミッチェル「そ、そんな・・・!!」
ジャック「島流しのうえ、収監までされるなんて!!」
ペーター「こうなったら、僕たちで証拠を集めて無実を証明するしかなさそうだね!」

次の日、ミッチェルたちは事件があった銀行へ向かった。
銀行前には規制線が張られており、警官や鑑識がいた。
ハリマオ「ん、なんだねキミたちは?だトラ」
オスのトラ警官がミッチェルたちを呼び止めた。
ミッチェル「ハムカツくんの無実を晴らすために、証拠を集めたいんです!」
ビンタ「お願いです、中へ入らせてください!」
ハリマオ「気持ちは解るが、それは我々の仕事だ。入れるワケにはいかん。」
ジャック「くっ・・・」
その時、鑑識らしき格好をしたオスのシカが駆け寄ってきた。
トムソン「ハリマオさん、すみませんが、防犯カメラを確認していただきたいのですが・・・がぜん」
ハリマオ「わかりました、いま行きます。」
ペーター「ボクたちにも見せてください!」
レム「お願いします!!」
ハリマオ「仕方ないなぁ・・・その代わり、私から離れちゃいかんぞ。」
一同「ありがとうございます!!」
一同は銀行の中へと通された。
トムソン「こちらが事件当時の映像です。」
ミッチェルたちはモニターを覗き込んだ。
映像を見ていると、店内に入ってきた覆面を被った豚が突然、天井に向かって1発、発砲した。
静かだった店内がパニックに陥った。
防犯カメラには集音マイクが付いていたため、銀行内の音が生々しく聞こえてきた。

???「強盗だ!死にたくなけりゃ、この袋にありったけのベルを詰めやがれ!!」
銀行員「ヒィィッ・・・!!」
銀行員は脅えながらズタ袋にベルを詰めこんだ。
???「ヘッヘッヘ、ありがとよ!!まんねん

その時、ミッチェルがあることに気づいた。
ミッチェル「この強盗、絶対ハムカツくんじゃない!」
ハリマオ「えっ、どういうことだい・・・?」
ミッチェル「ハムカツくんは『まんねん』なんて言わないもん!!」
ハリマオ「と言うと・・・?」
ペーター「口癖が違うよ!」
レム「ハムカツくんは語尾に「どもども」を付けるもんね。」
ハリマオ「なるほど・・・しかし、その気になれば、口癖なんて簡単に変えられるのでは・・・」
すると、今度はジャックが何かに気づいた。
ジャック「それに身体の色が違うじゃないか!」
ハリマオ「えっ、身体の色?」
ジャック「ここです、よく見てください!」
ジャックはブタ男の尻の辺りを指差した。
見ると、尻尾の周りが焦げ茶色をしていた。
ハリマオ「なるほど、逃げる時に身体の色を変えた可能性があるな・・・。」
ハリマオはミッチェルたちの証言をメモした。
ハリマオ「ヤツが逃走に使ったルートの防犯カメラも調べてみるか。」
ミッチェル「僕たちも捜査に協力しますっ!」
ハリマオ「う〜ん・・・それはさすがに・・・。」
???「私に任せなさい。ムホッ」
ハリマオの前に現れたのは、トレンチコートを着た中年のウサギだった。

一方、ハムカツはジュリアンナ島の刑務所に収監されていた。

ハムカツ「オイラは無実だぞーっ!!!」
看守「静かにしろっ!8686番!!プシュー」
ハムカツ「オイラは強盗なんかしてない!オイラはその時、家にいたんだぞ!」
看守「フンッ、言い訳なら弁護士にでも言うんだな!」
ハムカツ「クソォ・・・どうしてこんなことに・・・」
???「オマエ、強盗で捕まったのかー?チュー」
話をかけてきたのは隣の牢屋にいたピースだ。
ハムカツ「な、なんだオマエ・・・?」
ピース「オイラはピースって言うんだ。よろしく!」
看守「そこっ!牢屋内での罪人同士の会話は禁止されている!私語を慎め!」

一方、ミッチェルたちは・・・
モサキチ「自己紹介でもしよう、私はモサキチだ。」
ハリマオ「これは警部っ!お疲れ様ですっ!」
ミッチェル「初めまして、ミッチェルです。」
ミッチェルらは自己紹介をした。
モサキチ「キミたちはハムカツくんと言うお友達の無実を証明しようとしてるのかな?」
レム「はい!」
モサキチ「では、私と一緒に捜査をしよう。」
ジャック「良いんですか・・・?」
モサキチ「もちろんだ。」
一同「ありがとうございますっ!」

警部を名乗るモサキチとミッチェルたちは銀行近くのコンビニへとやってきた。
店員「いらっしゃいませ!フワワ」
モサキチ「突然申し訳ありません。警察の者ですが、お訊ねしたいことがありまして。」
店員「なんでしょう?」
モサキチ「この近くの銀行で強盗があったのはご存知ですね?」
店員「えぇ。」
モサキチ「このコンビニの防犯カメラを調べたいのですが、よろしいでしょうか?」
店員「店長にお訊きしますので、しばらくお待ちください。」
店員は店の奥へ入っていった。
間もなく、店長が姿を見せた。
店長「お待たせいたしました。オッホン」
モサキチ「どうも、警察です。只今、この近くで起きた銀行強盗事件について捜査しています。防犯カメラを調べさせてもらいたいのですが・・・。」
店長「はい、どうぞ!こちらへ。」
モサキチは事務所へと通された。
店長「坊やたちは?」
ミッチェル「僕たちも捜査してるんです。」
レム「僕たちにも見せてください!」
店長「悪いけど、君たちを通すわけには・・・」
モサキチ「彼らは私の相棒だ。通してあげてくれないか?。」
店長「・・・分かりました。」
ミッチェルたちも事務所へと通された。
モサキチがモニターを見る。防犯カメラに映っているのは、コンビニの駐車場だ。
そこに1台の車が停まった。パトカーを撒いた後の犯人の車だ。
モサキチ「間違いない、この車だ。ナンバーまではっきり見えるぞ。」
その時、店長があることに気づいた。
店長「この車・・・あの時の!」
モサキチ「どういうことでしょうか?」
店長「じつは数年前、この店にも強盗が入ったことがあったのですが、その時に犯人が乗っていた車と同じです!」
ミッチェル「そうだ、あの時ボクの家にやって来て、ナイフでボクを脅してきたんだ!名前は、えっと・・・ダメだ、思い出せない・・・」
モサキチ「大丈夫だ坊主。もうこれだけ証拠が揃えば、捕まえたも同然だ。」
ミッチェル「本当ですか!」
モサキチ「あぁ、本当だとも。」
ペーター「じゃあ、ハムカツくんの無実も晴らせるんですね!」
モサキチ「勿論だ。おい、急いでこの車の持ち主をさらい出すんだ!」
ハリマオ「ははっ!!」
ミッチェル「僕たちも探しましょうか?」
モサキチ「悪いが、ここからは私らの管轄となる。」
ハリマオ「キミたちはもう帰ってくれて良いよ。少しの間だったけど、捜査の協力ありがとう。」
ミッチェルたちはその場でハリマオとモサキチと別れた。

〜ジュリアンナ刑務所〜
ジュリアンナ刑務所では自由時間内は、唯一、囚人たちが牢屋から出れる時間であった。ハムカツは運動場のベンチに座っていた。
ハムカツ「ハァ・・・オイラ、いつまでここにいればいいんだ・・・メシがタダで食べられるのは嬉しいけど・・・
ピース「よっ!」
ハムカツ「お前はさっきの・・・。」
ピース「オマエの名前なんて言うんだー?」
ハムカツ「オイラはハムカツだ・・・。」
ピース「なんで、強盗なんかやったんだ?チュー」
ハムカツ「オイラは強盗なんかやってないって。警察が勝手にオイラを犯人扱いしたのさ。そう言うオマエは何したんだ?」
ピース「オイラは違法賭博だ!」
ハムカツ「ああ、そういや半年ぐらい前に、商店街のカジノでイカサマのギャンブラーが捕まったって、ニュースでやってたっけ・・・」
ピース「でも、仕方なかったんだ。」
ハムカツ「へっ?」
ピース「オイラの父ちゃんはオイラが小さかった頃に病気で死んじまって、母ちゃんが女手ひとつでオイラたちを育ててくれた。でも、オイラは5人兄弟、家計は火の車だった。だから、少しでも家にベルを入れたかったんだ・・・」
ハムカツ「・・・大変だったんだな・・・オイラがオマエの友達だったら助けになってやってたのに・・・。」
ピース「本当そうだな・・・。オマエが側にいれば、オイラもオマエの冤罪を晴らしてやってたぞ!チュー」
看守「時間だ!自分の牢屋へ戻れ!モタモタするな!」
ハムカツ「じゃあな、ピース。」
ピース「あぁ、また夕飯の時な。」

〜あつ森警察署〜
ハリマオ「警部!車の所有者が判明しました!」
モサキチ「誰なんだ?」
ハリマオ「名前はグレオです。過去に強盗、詐欺、傷害、強姦などを起こしています。」
モサキチ「またアイツか!よし、ヤツの居場所を突き止めるんだ!」

ハリマオはグレオのデータ情報から住所を特定した。
モサキチ「ここかっ!よし、行くぞ!」
ハリマオ「はいっ!!」

2人が向かったのは、木造二階建てのボロアパートだった。
モサキチ「ヤツはどの部屋なんだ?」
ハリマオ「205号室です。」
2人は2階の205号室のドアの前に立った。
ハリマオがドアをノックした。
ハリマオ「あつ森署ですがー、グレオさんいますか?」
モサキチ「・・・返事がないな。」
その時、部屋から音がした。
ハリマオ「ま、まさかっ!」
ハリマオが階段を駆け降りた。
モサキチ「どうしたんだ?」
ハリマオ「ヤツはベランダから逃走しましたっ!警部はあっちをお願いします!!」
グレオ「ク…クソッ!」
モサキチ「ま、待てー!」
ハリマオはトランシーバーで応援を要請した。
モサキチ「もう逃がさんぞ!!」
グレオは道路を飛び出し、反対側へ逃げた。
トラック運転手「馬鹿野郎!死にてぇのかっ!!だクマ」
グレオ「へへっ、ここまで来れば・・・」
だが、そうはいかなかった。
向かい側から応援の警官がやって来たのだった。
カバ警官「ここまでだ!じゃけん」
オオカミ警官「観念しろ!オゥイェ」
グレオ「チィッ、待ち伏せてやがったのか・・・!」
モサキチ「もう逃げ場は無い、お前は袋のネズミだ!「いやブタだろ」というツッコミは入れないでくれ!
ハリマオ「グレオ!オマエを強盗罪で逮捕する!」カチャッ

数日後、ミッチェルは自宅のテレビでニュースを見ていた。
アナウンサー「先日、起きた銀行強盗事件の犯人と見られる男が逮捕されました。」
ミッチェル「あっ!真犯人、逮捕された!」
アナウンサー「逮捕されたのは無職のグレオ容疑者。取り調べに対し、グレオ容疑者は「生活費をギャンブルで使い、金が必要になった。」と容疑を認めているとのことです。」
ミッチェル「そうだ、グレオさんだ!あの右目のキズ、覚えてるよ!」
電話が鳴った。
ミッチェル「もしもし?あっ、ジャックくん!」
ジャック「ニュースは見たかい?」
ミッチェル「見たよっ!これでハムカツくん、釈放されるね!」

〜ジュリアンナ刑務所〜
看守「8686番、出ろ。釈放だ!」
ハムカツ「しゃ、釈放!?どもども」
看守「真犯人が捕まったんだ。オマエはもう自由の身だ。」
ハムカツ「や・・・やったぁ〜っ!!」
ピース「良かったなハムカツ!チュー」
ハムカツ「あぁ、ピース。オマエが出所したら、一緒に筋トレしようぜ!」
ピース「あぁ!オイラ、オマエに出会えて良かったぞ!チュー」
こうしてハムカツは刑務所を去り、どうぶつ島へ帰ってきた。

一同「おかえり、ハムカツくん!!」
ハムカツ「み、みんな・・・!!」
ハムカツは思わず目を潤ませた。
ミッチェル「良かったね、本当に良かった!」
ジャック「これでまた一緒だね!キリッ」
ハムカツ「ありがとう・・・ありがとう・・・!!」
レム「やだなぁハムカツくん、せっかく自由になったんだから泣かないでよ!」
その時、向こうから誰かがこちらへ走ってきた。
ミッチェル「あ、あの人・・・」
ケンタ「ハムカツさん、この度は誠に・・・誠に申し訳ありませんでしたぁぁーっ!!」
ハムカツ「大丈夫だ!誰にだって間違いはあるもんだ!どもども」
ケンタ「こんな不祥事を起こした私を許して下さるのですか?」
ハムカツ「もう良いさ、お陰で新しい出会いもあったしな。どもども」
ケンタ「ありがとうございますっ!」

それから数日が経った日、ハムカツは再び、ジュリアンナ刑務所を訪れた。ピースと面会をする為だ。
看守「面会だ、出てこい!」
ピース「えっ、いったい誰だ・・・?」
ハムカツ「オッス!元気でやってるか!」
ピース「ハムカツ!来てくれたのか!」
ハムカツ「ああ、オマエの顔が見たくなったからな。」
ピース「ありがとな!!オイラもまた会えて嬉しいぞ!」
ハムカツ「そうだ。オイラ、新しい友だちができたんだ。『ミッチェル』っていうウサギの男の子なんだけど、スゴく可愛いんだ!」
ピース「へーっ、オイラも会ってみたいなぁ!」
ハムカツ「今度また来る時に連れてくるぞ!どもども」
ピース「楽しみにしてるぞ!チュー」
ハムカツ「じゃあオイラ、そろそろ戻るよ。服役中だからって、筋トレサボるなよ!」
ピース「ああ、オマエも達者でな!」

その夜、ハムカツの自宅にて

ハムカツ「もしもし、ミッチェルか?オマエに紹介したい奴がいるんだ!今度一緒に会いに行かないか?」
ミッチェル「僕に?どんな子なの?」
ハムカツ「服役中に出会ったんだけど、気の良いヤツなんだ。この前、面会で会った時にオマエのことを話したら、しきりに会いたがってたぞ!」
ミッチェル「コワイ人じゃないよね・・・?」
ハムカツ「ぜ〜んぜん!!オイラと同じで筋トレ好きの明るいヤツだぞ!」
ミッチェル「ホッ・・・じゃあ、会ってみたいなぁ。くりりん」
ハムカツ「明後日なんかどうだ?空いてるか?」
ミッチェル「うん、大丈夫だよ。」

そして当日・・・

ハムカツ「オッス!ピース!今日は友達を連れてきたんだぞ!」
ピース「もしかして、この前言ってたミッチェルくんか?」
ミッチェル「ど、どうも初めまして・・・ミッチェルです。」
ピース「よろしくなミッチェル!(マズい、思ってた以上にカワイイ・・・//////////)」
ピースは下半身が熱くなってくるのを感じた。
ピース「・・・・っ!!」
ミッチェル「どうしたの?くりりん」
ピース「な、何でもないぞ・・・ハハッ・・(クソッ!オイラとしたことが・・・。)」
ハムカツ「まさかオマエ、ミッチェル見て興奮してるんじゃないのか〜?」
ピース「バ、バカ言え!!オイラはノンケだぞ!!」
ミッチェル「ねぇ、ノンケとかなんの話してるの?くりりん」
ハムカツ「気にするなミッチェル。」

ピースはなんとか股間が反応してるのを誤魔化しながら、ミッチェルとの会話を楽しんだ。


面会が終わり、ピースは牢屋に戻された。
ピース「ふぅ・・なんとかミッチェルにはバレずに済んで良かったぞ・・・。しかし、まだギンギンだ・・・。」
ピースはトイレに座った。
ピース「はぁ…戻すにはこれしか方法ないよな・・まさか牢屋でシコるとは思ってなかったぞ!チュー」
ピースはち○ち○を握りしめ動かそうとした。
ピース「ダメだ!ダメだ!こんな事しちゃダメだ!忘れるんだ!ピース!忘れろ!」
ピースは自分に言い聞かせた。
しかし、忘れようとすればするほど、ピースの頭はミッチェルのことでいっぱいとなった。
ピース「くっ・・・こうなったら、いっそのこと・・・!!」
ピースは作戦を実行することとした。

つづく

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